cocoせせらぎに入居して
2025・8・20
かねて念願だった「特別非営利活動法人川崎北部グループリビングcocoせせらぎ」への入居が実現しました。 目下 その幸せを噛みしめているところです。思い返せば数年前(それもかなり前)親友がある新聞紙上にのったせせらぎの記事を送ってくれたことが ここの住まいを知るきっかけでした。その後 婦人之友社が発行しているシニア向けの月刊雑誌「明日の友」に 終のすみか特集の記事がのっていました。特別養護老人ホーム(特養) 有料老人ホーム サービス付高齢者向け住宅8(サ高住)等 既存のホームの他に グループリビングという新しい第三のシニア用の住まい方が詳細に紹介されていました。これこそが私の求めていた理想の終の住まい方なのだと 意を強くしました。早速「せせらぎ」の当時の責任者に連絡を取り 今日に至りました。私とせせらぎの事情や都合で 入居が決まるまでかなりの年月を費やしました。入居前には子どもたちに了承をとりました。娘は「お母さんの考えにぴったりの所が見つかってよかったね。自分の人生なのだから いいと思う道にどんどん進めばいいんだよ」と背中を押してくれました。こうして夫と二人で ようやく長年の夢が実現しました。
「cocoせせらぎ」と名称がつけられているように 建物のすぐ前には「江川遊歩道」という散歩道が川崎市によって整備されており 絶好の環境に恵まれています。都会の中心にこのようにスケールの大きい遊歩道が設置されていること自体 大きな驚きです。川幅50センチから場所によっては3メートルくらい 深さは数10センチの浅瀬に 可愛いカルガモの親子がのんびりと泳いでいます。遊歩道の両側には ボランティアの市民の方々の手によって手入れされている数多くの花や樹木がきれいに生い繁っています。青・紫・ピンクのアジサイ 特に私のお気に入りの千日紅やランタナ 山ユリ ホタルブクロ イヌフグリ カンナ ケイトウ コスモス キク・・・etc 樹木では 桜 ヤマボウシ サルスベリ トチノキ 梅 コブシ ハナミズキ モミジ カエデ・・・etc と枚挙にいとまがないほど多種多様です。遊歩道は木道 石畳 小石を固めた所といろいろで 変化に富み 工夫がされています。車椅子やベビーカーはもちろん ウォーキングする人々で一日中賑わっています。私も朝夕 せっせと楽しみつつウォーキングに励んでおります。往復を約1時間ほどで完歩できます。
最後にここでの住まい方です。お部屋は14畳のワンルームです。ミニキッチン 車椅子も対応可能な広いトイレ それにベランダ付きです。朝食 昼食は各自準備してお部屋でとります。夕食は1Fの食堂で一堂に会し 美味しくボリュームたっぷりの手づくりの家庭料理が提供されます。近所に住まいの それも料理が趣味でかつ上手という女性スタッフの方々が 腕をふるってくださいます。このほか事務や共用部分・外回りの清掃をスタッフとして また家庭菜園をボランティアとして支えてくださっている方々がいます。
私がここを選択した最大の理由は 営利を目的としないNPO法人であること 自立と共生をうたっていること そして夕食の美味しさにひかれたことです。これまで数回体験入居をして 夕食の手づくりのよさ 美味しさは体験済みでした。
また日常生活のことでも 入居者間の話し合いで進めていき 決めたことはみんなで守るという 極めて民主的な方法で運営されています。自立と共生に関しては たとえ体が不自由になって思うように行動できなくなったとしても いろいろな事がらを決断するのは自分自身であること そして困っている時はお互いに助け合って 最後までここでの暮らしを続けること等 私としては共感できることが多々あります。ここの住民になった以上 これからさらに生活しやすく 生き生きとした毎日が送れるよう 皆んなと力を合わせて努めていくことが私の課題であると考えています。 (入居者・玲)
