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cocoせせらぎに暮らして     2021・1・1

cocoせせらぎに暮らして              2021・1・1

IMG_0005 2 あけましておめでとうございます。10人の平均年齢が77〜78歳の高齢者の共同住宅せせらぎにも あたらしい年がやってきました。

お正月らしく改まって新年を迎えましょう というみんなの気持ちが集まって 元気な牛のデザインで玄関やサロンや食堂を飾ってくれる人 好きなお酒を用意してくれる人 玄関の門松やお正月の花 破魔矢まで入り 新年を迎える雰囲気ができました。ま                                           そしてなにより 大晦日から大奮闘のお料理スタッフさんによって 色とりどりのお節の用意が。お正月の朝のためにと ふっくらピカピカの黒豆や 生酢 田作り 酢蓮 筑前煮 お雑煮などが 心を込めて冷蔵庫に詰められました。

元旦の朝 お膳を用意しようと三々五々エプロン姿で集まった私たちは お節で皿を飾り 約束の9時に備えました。9時になりました ところが一人たりません。何してるんだよ〜・・・お化粧でもしてる? とか言っているところに 黒のスーツと真っ白のワイシャツでびしっときめて現れた紳士ひとり あまりに決まっていて 今までの文句も忘れて思わず拍手が。                                          記念の写真をとって 一番先輩Mさんの音頭で乾杯し 待望のお正月の宴がはじまりました。せせらぎ2021年の最初の食事でした。戦争の時代からコロナの時代まで 70年80年の時間を旅してきた私たち・・・今年はどんな一年になるでしょうか。コロナに負けず 皆が元気で過ごせますように・・・       (R)

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cocoせせらぎに暮らして 2020・12・15

せせらぎに暮らして       2020・12・10

 

IMG_0005 4『認知症を学ばなければ・・・』 かわさき市民公益活動助成事業によるコラボ勉強会

cocoせせらぎも7年目にはいり その間Aさんというお仲間が ” もしかして認知症?“ というところから    “ これはなんとか手を打たなくては”  ” Aさんはいつまでcocoせせらぎにいられるだろう”  とか考えなければならない という体験がありました。                    そのとき私たちは認知症についての知識もなく Aさんが少しずつ普通の生活ができなくなっていく病状の進行についていけず ただおろおろしていたことを思い出します。Aさんと もう一人の方の認知機能の衰えを体験し 私たちは「認知症は他人事でなく自分事なんだなぁ」という覚悟をもちました。

今回 川崎市民センターの活動助成事業があると聞き ぜひ認知症についてみんなで学習したい!と応募したのは そんな思いからでした。                         他組織との共催が条件だったので いつもお世話になっている ”ホッとスペース介護事業所” とのコラボをお願いし 「認知症専門医の川崎幸クリニック杉山孝博先生の講演と ”認知症の人と家族の会” の方にも話していただく勉強会」ということに決まりました。               公の助成をお願いするにはたくさんの応募書類が必要で 目的 規模 コラボ組織の情報 使用会場 役割分担 予算 広報計画・・・7、8ページもある記入事項に 事務局長の F さんは四苦八苦。自宅持ち帰りでやっと書類ができあがり 市民センターに提出されました。

助成が決まったのは5月下旬 さて 具体的な準備にとりかかろうとしていた矢先に コロナ禍がどんどん広がっていきます。見通しがたたないなかでしたが「助成をムダにしないように なんとか実現させましょう!」を合言葉に チラシを作り募集も開始しました。            しかし「コロナ緊急事態」「ロックダウン」などという言葉もでてくるなか 見直しをせまられ 市民センターからは指導伴走者も来てくださり 計画を練りなおしていきました。高齢者の参加が多いと予想され 三密を避けるためにはzoomのお世話になるしかないということになり 思いがけずzoomに初挑戦!ということまでありました。

2020年9月27日(日)1:30~ 中原自治会館の会場に30名くらい zoomでの視聴申込約40名の参加で コラボ勉強会は無事行われました。                       杉山孝博先生は「認知症を理解するための9つの法則・介護するための原則」を話されました。たとえば認知症とは知的機能の低下によってもたらされる生活障害であること。聞いたこと話したことを直後に忘れる しかし感情だけは残像のように残ること。同じことをくりかえす・身近に世話してくれる人には症状が強く出て他人には体裁をつくろう・症状がまだらである・非常にこだわりが強い・老化の速度が速い などなどのお話があり じょうずに介護するためには 認知症の世界に合わせて 時には演技する気持ちで接することが有効だということも。           家族の会が製作した『認知症と向き合う』という短編映画の上映と ずっとお義母さんを介護された経験者のお話があり 質疑応答もふくめて 3時間におよぶコラボ勉強会は終了しました。

勉強会を開催するにあたって お忙しいなか時間を割いて認知症の医療・介護の基礎知識を私たちに話してくださった杉山先生 助成と支援をいただいた市民センター コラボに応じてくださった「ホッとスペース」はじめ 家族の会の方々 その他多くの方のご協力があって 開催までこぎつけました。ありがとうございました。

IMG_0001 3               質問に答える杉山先生と司会のホッとスペース所長佐々木炎氏

 参加しての感想

私にとって ぼんやりした知識しかなかった認知症ですが 杉山先生や他の方々のお話を聞いて すこし輪郭がはっきりしてきました。                           先生は講演の冒頭で このように言われました「認知症は特別な病気ではありません。75~80歳の20%   80~85歳の40%   85~90歳の60%は認知症です。」                  それを聞いたとき 私(79歳)の年代は20%の確率で認知症になっているんだ・・・と納得したのですが その時ふと自分の脳みそのことを思いました。もしかして20%というのは人の数ではなく その年代の人の脳みその20%が機能を失いはじめているとも言えるのではないかと。自分の日々をかえりみると 忘れ物・失くし物が多い・言葉がでてこなくて「あれ、これ」ばかり言っている・数字の記憶があやふや・昨日の夕食のメニューがすぐにでてこない・・・などなど私の頭の中の20%はたしかにイカレているな~と。

栄養・衛生状態が良くなり 医療が発達し 今や100歳まで生きる時代になりましたが 本来ヒトとしての寿命は50ー70歳だと 新聞記事で読んだことがあります。よくもまぁ 私の心臓 胃袋 肺は79年間1日もやすまず 働いてくれたものです。そのおかげで 今日もなんとか元気に動きまわっていますが 目はかすみ耳はとおくなり 各部品は確実に傷んでいます。きっと脳みそだって79年間の記憶に耐えられなくなっているのでしょう。                    だから老年の認知症は 病気というより手助けが必要な状態と言ったほうが合っているのでは・高齢期まで生きることができた幸せな人がかかる病気とも言えるのでは・・と先生のお話を聞きながら思ったのです。家族や地域の人々が 老年期の当たり前の姿として 自分の未来の姿として 受け入れてくれるようになったら 認知症もあまり不幸でなくなるのではないでしょうか。

私は自分に言いきかせました。認知症 恐れるなかれ嘆くなかれ! 認知症になれるほど長生きできたことを喜ぼう! そして認知症になってない正常な部分を働かせよう!と。        脳は脳だけで働くのでなく 感動することで刺激を受けるのだろうから 今日もワクワクに出会えるよう アンテナを張ろう!!                 (R)

 

cocoせせらぎに暮らして          2020・12・10

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10人入居おめでとう歓迎会                                【いつもせせらぎ生活を事務局長として またライフサポーターとして支えるFMさんが 11月5日に行われた歓迎会の様子を寄せてくれました。】

cocoせせらぎ7年目、男性2人を合わせて入居者10人になったお祝いとして 運営委員会(三役)は歓迎会を開きました。いつもの食堂で いつものようにみんなでお昼をいただくことから始まりました。

自己紹介は コチコチにならないように 男声合唱団のメンバーとして活動している I さんの歌から始まりました。季節はいま晩秋・・・「もみじ」そして「里の秋」の2曲です。のびやかでゆったりした歌声は みんなの気持ちをリラックスさせてくれました。              そして 一人一人の紹介にはいりました。

M さん  川崎生まれ せせらぎ誕生からの大先輩。7年の紆余曲折を歩み続けてきた大いなる信望の人。

TMさん  チャキチャキの江戸っ子 現役のインテリアデザイナー。部屋のレイアウトなど気軽  に相談できる人。

O さん  東京生まれ 長くお勤めをされ 引越しでがんばりすぎて入院。持ち前の “ 前向き思考 “        で明るい努力家。

N さん  お淑やかな中にキリッとした強さが。読書と音楽が大好き。傾聴ボランティアを今もつづけています。

I さん   高齢者の暮らし方についても実践経験もあり オールマイティーな人。何気なく力を貸してくれる頼りになる人。

R さん   アイディア豊富 行動力 抜群の正義感。穏やかなやさしさのなかに ピリッとした香 辛料のある人。

F さん  多彩な人生経験の話は魅力的。人を見る心がやさしく ほっとできる時間を与えてくれる瞬間を携えている人。

MTさん  冷静 沈着 信頼の人。宮島さんへの温かい関係は 何者にも勝るという支え方が思い出されます。

S さん  物事を理論的 科学的に追求し 判断する人。学ぶべき点がありすぎて でも学びたい人。

C さん  潔癖な人柄は右に出る人がいない。細かいことを任せても完璧にこなしてくれる。人知れず細やかな気遣いもあるピュアな人。

たった1時間半の短い時間のなかで 食事をたのしみ 秋にふさわしい独唱に導かれて 10人それぞれの人生を語り合い cocoせせらぎで共に暮らす仲間としての結びつきが 今までよりほんのちょっと深まったような気がしました。                          「自立と共生」という高齢者の住まい方の良さがいっぱいつまった 仲のよいcocoせせらぎにしていきましょう。

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「おいしいの一言」              調理スタッフのAさんから寄せられた原稿です

7年前 私の家の近くに「cocoせせらぎ」が建築されることになりました。          知り合いだったオーナー 秋元さんから「ぜひ 調理のスタッフとして手伝って!」と声をかけられ 手伝うことにしました。

しかし なかなか建築は形にならず・・・やっと棟上式になり その手伝いから始まりました。 施工会社の白田さんの事業所まで 秋元さんの車で出かけ 棟上式に使うお餅を作りました。  最近では棟上式でも お餅を屋根の上から撒くことは見なくなりましたので ひさしぶりに見る景色でした。いよいよ建物ができあがり 入居者も4人からはじまりました。           調理スタッフは 日替わりで4人で担当しました。

今年の10月からは 長年の夢であった10人の入居者を迎え 夕食どきもにぎやかに なごやかになりました。作る側にとってはうれしい悲鳴です。買い物も倍になり 調理時間も倍になり 6時の夕食時間に間に合わせようと孤軍奮闘しています。ほとんど下ごしらえなど 家でやってくることも多くなりました。                                   でも出来上がって 入居者の皆さんから「これ おいしいね!」って言われると 買い物や時間との戦いの苦労も忘れて うれしい気持ちで帰路につきます。

これからも皆さんの健康を考え「おいしいの一言」がもらえるよう 頑張りたいと思います!!

 

せせらぎに暮らして                 2020・12・5

ノンのせせらぎ便り① 

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【神庭緑地から眺めた武蔵小杉方面】

早いもので、cocoせせらぎ住人になって3週間が経ちました。

大阪生まれで 30年以上京都に住んでいたので、関東に住むことは私の計画に一度も登場したことがありませんでした。でも母を99歳で見送り 親しい友の突然死などが 次のステージへと私の背中を押しました。

私の今までの生き方を尊重してもらえそうな所、子どもたちに近い所をネットで検索しまくりました。そこでグループリビングという言葉に出会い・・・今、このcocoせせらぎに辿り着いたのです。

決心はしたものの私の一番大きな不安は 自然豊かな京都の小さい住宅街に住み、何もかもとはいきませんが周りの状況が把握できてるところから、大首都圏での生活に馴染めるか、気持ちの通じ合う人との出会いがあるだろうか、通ってるクリニックを離れて大丈夫だろうか等々 不安だらけで入居の時期を決めかねていました。

子どもたちはあっさりしたもので、決めたんだからインフルエンザと新型コロナが重なっては大変、1日も早くと勧めます。

10月10日は横浜市に住んでいた亡き妹の誕生日、私を守ってねと引越し荷物を送り出しました。長女夫婦が後の心配がないようにと もう1日泊まって始末をしてくれたのです。

私は荷物を出すとすぐ新幹線に乗り 新横浜に着くと次女一家が改札口で お母さーん と手を振っていました。

翌日の荷物搬入には次女と電車バスと乗り継ぎいでcocoせせらぎへ、長男夫婦が買い物もできるようにと車できてくれ あっという間に荷物が運び込まれました。

そして翌日からcocoせせらぎでの私の生活がスタートし、早3週間です。

昨日は まだ行ってないところに散歩に行きましょう とお隣さんに声掛けしてもらいリュックと水を持ってテクテク歩きました。

小高い神庭緑地に古墳があるんだよと聞き、考古学研究会OGの私の目はキラリと周りを見回しました。周りに小さいマウンドが幾つかあり 全て小型の円墳のようでした。これはそのうち調べないと と思いがけない出会いでした。

そして上り道には今の時期なのに小さなすみれが咲き、石蕗ツワブキも黄色い花をつけています。

春には筍が採れてボランティアさんが持ってきてくださるとのこと。京都の筍は美味しかったけど 川崎産も楽しみにできそうです。

紅葉した大きな銀杏の木がどっしり腰を据えて聳えています。見渡すと銀杏の実を収穫した人がいるようでした。私の気持ちもむくむく動いて目を皿にして探しましたがなかなか、ほれほれあったよとお隣さんが投げてくれ 私も幾つかgetです。

子どもの頃からつくし摘みや虎杖イタドリをかじってたので 自然からの贈り物は大好物。柔らかなタンポポの葉をかじって大満足の散歩道。整備された上り道からは 付近のパノラマが見え、武蔵小杉のタワーマンション群も一望です。

今回はここまで〜〜にします。又!!

あかね雲鉄塔越しに見ゆる夕 暮れなずむ空に我が一歩あり

艶々と照り返りたる石蕗の葉をばお日様やさしく包む     (I)

 

cocoせせらぎに暮らして      2020・11・10

cocoせせらぎに入居して                  2020・11・10

街路樹が色づき 各地から初雪 紅葉も報じられ 晩秋が深まってきました。今年は2月からコロナ禍が世界中に猛威を振るい いまだに終息が見えず 長く続いた梅雨が明け 8月になると同時に猛暑になり 今までに経験の無いような令和2年も 11月になりました。

昨年10月中旬 JR溝の口駅通路に於いて 運営委員の方からパンフレットを受け取りました。cocoせせらぎは私の旧住所の近くで 所在は知っておりました。面談にお伺いし スタッフの方から少し説明を受けました。今後の自分の「老活」の準備をしていましたので 旧マンションの売却をはじめ随分考えました。何故か? 妹二人が戸塚に住んでいまして 近くに来て欲しいと要望がありました。

旧マンションの売却も決まり 4月11日cocoせせらぎに入居しました。入居前から胃が痛みだし 市立井田病院に即入院し スタッフの方々に入院に必要な一式を届けていただき 大変お世話様になりました。一ヶ月弱の入院でしたが 食事制限があり 皆さまとの夕食は9月1日からご一緒できました。

生活がスタートし 内部は高齢者に配慮され 至れり尽くせりの設備になっており 理事長さんはじめ運営委員会の皆さま ライフサポーター 調理担当 清掃担当の皆さまの役割と同時に 温かいお心遣い 在住者方々の優しい言葉 多くの皆さまの心配りに日々感謝! 感謝! の気持ちで過ごさせていただいております。ありがとうございます。                  体調がすっかり回復しましたら cocoせせらぎ内の色々な活動にも参加していけたらと思っております。                             (N)

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10月末になっても庭の隅で楚々と咲いている水引草

調理担当スタッフより

cocoせせらぎの調理をお手伝いするようになって 早7年。 人様の食事のお世話をするなんて 夢にも思っていませんでした。                              最初の頃は3、4名でした。今では満室になり 10名の大所帯になり 買い物の量も半端ではなく 大きなエコバック二つになり 重量もかなりです。10人の食事の用意ができるかしら・・・なんて半信半疑で始めました。                              いざやってみると やっぱり大変。あたふたしながら奮闘しています。5時を過ぎると焦りも出てきます。メインの料理が完成するとホッとします。

見た目はもちろん 栄養面を考えながら頭を使っていますので 私自身のボケ防止にも一役かってもらっています。

居住者の方々の「おいしい!」の一言が励みになって 頑張っています。    (K)

 

cocoせせらぎに暮らして   2020・10・11

cocoせせらぎに暮らして           2020・10・11

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せせらぎ周辺に咲く赤、黄、白の曼珠沙華

せせらぎの 「?民主主義?」

女性だけで暮らしていたせせらぎに “8月から男性二人が加わる” ということが決まった途端 生活がだいぶちがってくるのでは・・・と話題になり 風呂や洗濯はどうしようと みんなで喧々諤々でした。

6月入居者会議で一人一人意見を出してみると やはり男女が  別の階の別の風呂と洗濯機を使えたらうれしい という声が大勢でした。相見積もりをとって進めてほしいという声も出ました。次の運営会議で 風呂場の改修工事が大きなテーマとして取り上げられたのは言うまでもありません。

運営委員会では 大家さんの了承を得ること 予算のこと 入居者の希望 設計についてなど 検討され 入居者の希望と予算がうまくかみ合うか・・・という問題が一番に出てきました。すぐに設計を依頼し どのくらいの経費がかかるかを出してもらうことになりました。風呂場に集中している配線の電気工事が複雑なので 今までお願いしていた工事関係者に頼むことにして 相見積もりはとらないことも了承されました。

コロナでいろいろな工事が止まっていたこともあり せせらぎの仕事は優先にしてもらえました。すぐに設計図が出てきて 縦向きやら横向きやらよくわからない私たちも 設計図とにらめっこして自分たちの希望の風呂場 洗濯場を と頭をひねりました。

せせらぎには 今まで2、3人でいっしょに入れる大きな浴室があったのですが もはや背中を流し合う日本人の姿は消えて 一人ゆっくり湯につかる孤浴の時代になったようです。cocoせせらぎを設計された方もそこのところは妥協してくださり 大きな浴室をこわして洗濯室とロッカー室に 今まで洗濯室だった2階にユニットバスをいれる設計図でした。予算的にも 理事長と三役が規約を少し変えることで工面し オーケーが出ました。

申し訳ないけど2階に住む男性には1階のユニットバスと洗濯機を使ってもらい 2階の女性3人と3階の女性5人はそれぞれの階で入浴 洗濯ができる・・・なんともうれしい設計図。それなのにそれなのに ここに棚がほしい 鍵をつけて 手すりの数を増やして・・・と私たちが要求を出すとまた検討してくださり 「それは予算上ムリ!」とか 可能なら設計を変えて 再度図面に。1ヶ月くらい細かいところまで話しあいをかさね みんなが大枠で納得したところで工事に入りました。

8月後半には工事完了! 2階のピカピカのユニットバスにはじめて入ったお仲間は「もう 手すりがたくさんついていて~ とても安心だったわ」と。洗面器を置ける棚も好評でした。

男性2人入居時の 風呂と洗濯の問題はこのようにして解決しました 少しばかり女性優位の民主主義で ゴメンナサイ。。。

cocoせせらぎは10月から10室満室となりました。全員 ここではじめて出逢いました。十人十色 もっている背景の色がみんなちがいます・・・性格・育ち方・職歴・生活習慣・好み。考え方もそれぞれちがう10人が これからどんな「cocoせせらぎ」を作っていくでしょうか。

今回 風呂の問題でみんなで言葉のキャッチボールをしたように。。。

民主的に 民主的に。。。                    (R)

cocoせせらぎに暮らして    2020・10・10

cocoせせらぎに暮らして   2020・10・10

 cocoせせらぎでの日常IMG_0001 2

今の暮らし方は それなりに満足しています。6年前 まだ70歳でしたので「cocoせせらぎ」に入居することをとても悩みました。でも入居できてよかったと 今は思えます。細かいことを言えば 100%満足することはないでしょう。それはどこで暮らそうと同じかもしれません。   cocoせせらぎで暮らして良いところをあげれば                       気心の知れた方達が周りにいてくれることの安心感                     4人のスタッフによる手作りの夕食(美味しいでーす)                   いろんな方達と会話をすることで得られる情報・・・

まわりの環境の素晴らしさ                                目の前に江川せせらぎ遊歩道が整備され ボランティアによって四季折々に綺麗な草花が咲いている。2月になれば早咲きの河津桜が咲きます(ぜひ見にきてください)            近くに野菜直販所があり 日々直販所巡りを楽しんでいます。                徒歩50分くらいのところには中原平和公園があり 時々散歩に出かけます。         ここでへたな一句

『木漏れ日にゆっくり朝の深呼吸』

人に環境に恵まれた今の生活を続けていけたらと思います。       (C)

 

cocoせせらぎに入居して

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cocoせせらぎに入居して2ヶ月がたちます。私がここに入居したのは 元妻のススメです。あなたの性格は一人では生活できないでしょう とのことでした。                 近所づきあい あいさつもしないのが最近の世の中です。しかしここでは 顔を合わせればあいさつ 小話ができます。また夕食時には皆そろって食事をし 楽しい会話もあります。      私はまだ仕事をしており 他の行事にはなかなか参加できません。私も来年70になります。今後何年かわかりませんが このコロナ禍の中 皆さまに迷惑をかけずに 楽しい生活をしたいと思います。(MT)

【写真は 仕事のセンスを活かしてデザインした自分の部屋です】

cocoせせらぎに暮らして        2020・9・20

cocoせせらぎに暮らして        2020・9・20

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なくてはならないプラスチックだけど・・・

cocoせせらぎは散歩道にめぐまれています。目の前の”江川せせらぎ遊歩道”は 東西に 端から端まで歩くと約1時間。南には子どもや高齢者が球技もたのしめ 緑が多い橘公園。日吉との境には春にタケノコも採れる”神庭里山緑地”。朝起きると その日の気分で歩きだします。

季節ごとの花や ネムノキ トチノキ シャラの木 海棠の木など あまり見ることのない木の花も楽しみです。せせらぎに来て最初は それが楽しくて上ばかり見て歩いていました。

ところが3年たって 今や下ばかり見て歩くようになってしまったのです。それはなぜか・・・ある時から気づきはじめたプラスチックのゴミ! 川のふちや水のなかに プラスチックの菓子袋 飲み残しジュースのペットボトル スーパーのレジ袋が散らかっています。なにも見なかったふりをして通りすぎました 拾うと手が汚れるし コロナはこわいしなぁ! でも気になりはじめると ますます目につくのです。

この地区は川に囲まれていて 江川のせせらぎは矢上川にそそぎ 二駅むこう綱島の鶴見川に流れこみます。また元住吉の二ヶ領用水は多摩川に。鶴見川 多摩川は太平洋に。というわけで プラスチックは風にのせられて住宅近くの川に入ると 水や太陽にさらされて5㎜以下のマイクロプラスチックになって 海に・・・いまやプラゴミは世界中の海に大量にただよい それを魚が食べ いつしか私たちの胃袋にも。                               「このままいくと 海にためこまれるプラスチックの量は 2050年には海に住んでいるすべての魚の総量をこえるだろう」という驚くような研究結果があります。また北極海のプランクトンのお腹でキラッと光るビーズプラスチックの写真を見たこともあります。

やはり見て見ぬふりをしてはいけないなぁと ある日 目についたペットボトルをおもいきって拾いました。レジ袋も落ちていたのでそれをぶらさげて歩いているうちに あっという間に ペットボトル8本と菓子袋でいっぱいになりました。せせらぎに帰るとゴシゴシ手を洗い ゴミも洗って仕分けしそれぞれバケツの中へ・・・気持ちがスッとしました。

私たちの小さいころは豆腐を買いにいくにも小鍋持参 生ごみは庭に埋めたものでした。新聞紙が商品を包むのに大活躍の時代。ところがビニール袋やプラスチック製品があらわれて なんて便利なんだろうと使っているうちに・・・私たちはこの地球をすっかり汚してしまいました。    スウェーデンの女子高校生グレタ・トゥンベリさんが 国連で怒りの涙で訴えた「私たちの未来を奪う気か?」という演説に「自分は 次世代のことを思うこともなく水・空気・土・森林などの地球資源を使いきってしまった世代なのだ」ということを強く意識させられました。

プラスチックだけでなく 今 地球は息もたえだえの状態で このままいけば2050年に(2030年に という説もあり)は人が生きていけない場所になる という予測があります。「足るを知る」という言葉を忘れてしまい より便利に より快適に より清潔に・・・より明るく・美味しく・面白く・美しく・豪華に と際限のない欲望が 空気や海や森林をダメにしていきました。

プラゴミを拾うごとに こんなことやって何になる? ふと思うこともあるのですが「ここであきらめたら地球危機!」とトゥンベリさんの顔を思いうかべ レジ袋をぶらさげて またひとつ。。。  経済優先でなく 動物も人も森も海の生物もゆたかに暮らせる緑の地球を守ることが グレタさんの涙の訴えに応える一歩だと思い せせらぎ生活のなかでささやかだけどつづけていきたいです。                               (R)

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cocoせせらぎに暮らして        2020・9・15

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cocoせせらぎの家庭菜園の紹介          2020・9・15

(Kさんは菜園のボランティアをずっとやってくださっている方です。

私たちは新鮮なお野菜を いつも感謝していただいています。)

 

このグループリビングは H26年7月から入居が開始されました。家庭菜園はH27年4月にはじめて栽培用の土を購入し 施工し 畑の準備を開始しました。菜園の目的は 無農薬野菜を栽培し 入居者のみなさんに安心して食していただくことを目的にはじめました。試行錯誤で開始した最初の野菜は キュウリ・トマト・ナス・ピーマン・シシトウでした。収穫はまあまあと記憶しています。

その後 毎年 秋野菜・春野菜を計画してきましたが 本来まだまだ挑戦したい野菜はあるのですが 残念ながら土壌が悪く 根野菜(サツマイモ・ダイコン・ネギ・じゃがいも等)は栽培がむずかしい状況です。

その後 栽培したものとしてはキャベツ・ブロッコリー・オクラ・つる有インゲン・春菊・小松菜・ゴウヤがありますが 小松菜は虫にやられ失敗 キャベツは定番で栽培しています(入居者の皆さんの評価をいただいています 自画自賛!) 昨年ははじめて里芋をやりましたが今一でした。また 今年はじめてエダマメにチャレンジしましたが、満足のいく収穫ではありませんでした。

まだまだ努力し 美味しい野菜を作りたいと思いますので 入居者の皆さんに食していただければ幸いです! ちなみに2020年の計画書を作りましたので ご覧いただければと思います。                   (K)      

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cocoせせらぎに暮らして  2020・8・20

cocoせせらぎに暮らして   2020・8・20

IMG_0002 (1) アビィフィールド日本協会理事長   I さんが会報に書かれ文章を 転載させていただきました。 I さんは9月にせせらぎ入居予定です。

最後の住み替え 「ついのすみか」へ

私の老いじたくも終盤に入りました。「元気なうちに老い支度ーーすまい編」です。ひとりで暮らす老人の「独居」には諸々の問題があります。日常生活に必須の機能が 老化とともに欠落していくからです。記憶 視覚 聴覚 味覚 嗅覚 脚力 腕力 肺活量等々・・・。「老い支度ーーこころ・からだ編」でいくらがんばっても どうにもならなくなって 自分の老化に気づく年齢になったということです。心身のフレイル(脆弱)が進み 自立できないことが増えて 他人の支援が必要になってくるわけです。だれが助けてくれるか 面倒見てくれるか。いっしょに生活する家族がいなければ 即ち独居です。隣近所を当てにしてはならないし 自分自身もコミュニティ成員としての意識がうすい暮らし方です。

老い支度ーーすまい編では「あなたは老後だれとどこで暮らしますか」という設問があります。自立できていないのに独居であれば 即ちこれが問題を招きます。端的には 倒れたとき 失火のとき ドロボウのとき 地震・洪水のとき 非常連絡手段と通知先は? 警備会社との契約で担保できますが 住まいを選ぶことでも対応できます。

最後の住み替えで 死に場所として選んだ住まいは 「自立と共生」を趣旨として 必要あれば支援してくれる人がいる高齢者向け小規模の 街中にある賃貸集合住宅です。「グループリビング」「グループハウス」「シェアハウス」と呼ばれる住まいの類型です。多額の入居一時金も不要 食事をみんなで食べるスペースを備え 周辺コミュニティとの交流もある。

アビィフィールド日本協会がかつて目指したハウスです。土地建物の提供者と ハウスを創る人たち それを運営しサポートする地域コミュニティ この暮らしを積極的に選んだ居住者 の四者が同じ方向を向いていれば 世代を超えたハウスの運営は可能かと思います。「グループリビング運営協議会」が全国のグループリビング 16 ハウスを繋いでいるようです。首都圏では オーナーズテラス自由ヶ丘 NPO法人暮らしネット・えん coco湘南台 cocoたかくら coco湘南 coco宮内 cocoせせらぎの 7ハウスがメンバーになっており 私はそのひとつを選んで 住み替えることにしました。

毎月の費用は139000円(家賃・夕食・共益費) 入居時には300万円の建設協力金の払い込みが必要です。償却は7年間。ハウス建設の費用分担のようなものとして 7年間に均等に引き落としてもらうものと理解すればよいようです。仮に7年以内に退去する場合は 一定の割合で払い戻しを受けることができます。

部屋はミニキッチン トイレつき 一部屋23㎡(14畳) 3階建 10部屋 食堂 サロン 風呂3ヶ所 現在8人が居住し(9月に10人に)3人のライフサポーター 4人のスタッフがいて相談 食事 掃除 付き添い 買い物など 必要あれば助けてくれます。

ハウスは入居者会議・スタッフ会議・運営会議の三者で時々の問題を協議し 最終的にはNPO法人の運営委員会9人が決定します。入居者も会費を払ってNPO法人の正会員となり 総会での決議に参加するなど 運営に自分の意思を反映できる仕組みです。

サロンは地域に解放し 地域との交流の場となっています。入居者は地域社会のメンバーとして受け入れられ また役割を果たします。

ハウスの立地は東横線元住吉駅 JR南武線武蔵新城駅から徒歩で25分程度(1、8㎞以内)の街中に位置しており 途中の活発な商店街での買い物にまったく不自由はありません。駅からの道順は 川崎市水道局が管理する清流の散歩道 ”江川せせらぎ遊歩道” 沿いです。全長2、4 ㎞ は市中ではまれに見る水辺の道で 沿道にならぶ河津桜並木は見ものです。子どもたち お年寄り カルガモがにぎやかに遊んでいます。

自立と共生が基本ですから 途中から共生できないほどの認知障害をおこせば 退出を求められることもあります。入居者自身がそうならない生き方に努めるでしょう。そのためのさまざまな行事やイベントが用意されているようです。なお 介護と医療は公的保険のなかで 各自が対処します。それをライフサポーターが手助けします。介護事業所と医療機関との連携は整っています。

住んでみれば当然問題が見えてくるはずです。あるべき暮らし方の本質に支障があれば 相談して対処できると思います。ハウス側に原因があるか 入居者側の問題であるかを切り分けて考えてみたいと思います。改めてご報告いたします。    ( I )