cocoせせらぎのひな祭り cocoせせらぎに暮らして2023・3・20
コロナウィルス感染も マスコミでは下火になったと報じられています。この隙間をぬって私たちもおひなさまと一緒に春を祝いましょうと 入居者を中心に cocoせせらぎの日頃の活動を支えていただいている運営委員・スタッフ・ボランティアに声かけして 27名でせせらぎひな祭りを3月2日に行いました。
cocoせせらぎには 木目込み8段飾りのすばらしい雛飾りがあるのです。ボランティア K さんに雛壇を組み立てていただき 緋毛氈を敷いて 1年間眠っていたお雛様やお道具を 入居者で飾りました。桃の花もほんのりと蕾をほころばせています。またボランティア手作りのつるし雛もたくさん飾りました。加えてボランティア M さんの71年前のお内裏様もお飾りして 豪華で見ごたえのある雛飾りができました。
当日は 挨拶やボランティアの紹介があり 入居者 T さんがピアノ演奏したり みんなで「たのしいひなまつり」「朧月夜」をスタッフの伴奏で歌ったり 和気あいあいのなかプログラムは進みました。
お昼はサンドイッチ弁当に桜餅。
cocoせせらぎは飲める人が多いので みんなでことあるごとにアルコール類を楽しんでいますが 今回も赤白ロゼワイン 濁り酒の差し入れがありました。お抹茶も M さんが茶釜を持ちこみ お点前をしてくださいました。地域の方が手作りした「さくら」「うぐいす」など和生菓子もふるまわれました。梅ジュースは去年地域の方から差し入れのあった梅を 入居者が手作りしたものです。それから酒粕から作った生姜風味の甘酒も 大鍋にたっぷり作ったのにあっという間の完売でした。 日々付き合いのある仲間 話題は尽きませんが 記念撮影をしておひらきにしました。 こうした行事があるたびに 私たちの生活は支え合いだなーと ますます実感するのです。
雛飾りは外の通りに面して設置されていますので 通りすがりに「なつかしい~」と声かけしてくださる人や 写真を撮っていく人が結構います。夕方から就寝時まで ぼんぼりに灯りもつけています。お内裏様をほんのり照らす横顔を見ていると 幼い日のひな祭りを思い出すのは私だけではないでしょう。
ひな祭り齢重ねて嬉しかり明年もまた祝いたきかな (入居者・石)